2023年度税制改正大綱 | 群馬で不動産取引を行い役立つ様々な情報を随時お届けいたします

2023年度税制改正大綱は

【贈与・相続】

生きている間に子や孫に財産を移す生前贈与のうち一般的な「暦年課税」は、現行で相続開始3年前から相続税の対象になるが、この期間を相続開始7年前からに延ばす。精算課税は年110万円までは確定申告不要になる。

【高経年マンションの固定資産税の減額】

23年4月から25年3月末までの期間に外壁補修などの工事が完了すれば、建物部分の翌年度の固定資産税の3分の1を減額する。

【マンションの相続税評価額見直し】

タワーマンションなどの高額な不動産について、相続税評価額の基準を見直す。マンションの時価と相続税評価額の乖離を利用して、数億円規模の節税を行う事例を受けて、評価額を適正な水準に引き上げる。